昔の農法に学び実践する農家集団
戦略的決断のアシストから能力向上のためのサポートまで、すべて私にお任せください。業界に関する専門知識と深い見識を活用した解決策をご提案し、素晴しい結果をお約束します。相談のご予約は、メールまたはお電話にてお願いいたします。
生命の
燃料を生産する生業
プラントエンジニアによる農業のシステム構築
お前たちを育ててくれた『畑が死んでしまう!お願いだから何とかしてくれ!』と母に言われ、50歳から農業に携わりました。
しかし、『畑が死んでしまう』の意味も解らないで、解ったとの軽い返事は非常に重かった。取り組んでみると、ビックリする程の生命力をもつ雑草に比べ、農作物の葉っぱは色つやが可笑しい、肥料の選択が悪いのか、虫も発生、消毒や農薬は、と困惑に直面、おまけに台風や天候不順による不安要素は何時の継続中です。
物思いに更けていると、ふと蘇った幼少の記憶でした。田んぼには、アメンボーにドジョウや鮒、小エビやタニシが居り、畑は糞尿の臭いが漂っていた。時期には、海から『ウニ、ナマコ、海藻』を籠にいっぱい背負い、畑にクワで切り込む。そのような土壌造り(土壌微生物を飼料で培養)は全くしていない事に気づき、その昔の農法を最近は有機農業と呼んで居る事でした。
何とかして、昔の土壌に戻そうと先輩農家に相談すると農薬と化学肥料を使わないと『昔のような地力が無い』と即答。皆で力を合わせて『昔のような地力のある農地に戻そうよ』と集落農家にも話を持ち掛けるが数年の時間が必要、明日の飯はどうするのかと逆質問、しかし自分たちの食する野菜は小さい畑で無農薬で作っているではないかと問い直すと、売り物で無いから虫がついて収穫できなくても良いのだと議論集結。
よその地域農業はどうなのだろうか北海道から沖縄まで各地を訪問しながら、耳学と視覚による勉強を開始、ブラジルから100年後の日本農業を憂い、自費で有機農業への転換を巡回講演している大先輩からもご教授頂き、次のような現状分析ができました。
1、大型機械と社員を採用し、化学肥料、農薬を散布する大規模慣行農業は、立派な企業として数十億円の売り上げと収益を十分に確保している。
2、自主流通の利を得る都市近郊の家族経営農家は、化学肥料、農薬を散布する社員やパート採用で十分な収益が確保できている。
3、自主流通の利を得れない農協に頼る地方農家は、農業利益が無いため兼業で継続してきたが、加齢と共に耕作放棄地が著しく増えている。
4、化学肥料や農薬に頼らない有機農家は、家族に疾患発生等の何らかのきずきで転換しているが、相当な費用と時間を費やしている。
5、集団やグループ組織で有機栽培に拘る消費者向けに供給システムが確立されているが、物足りないのか有機農業ファンやサポータが余りにも多く、高価格は当然で本物が欲しいとの願望者の多さを知る。
6、人間の身体同様に土壌も治癒力(微生物の多様性)が必要であり、地球上の生物として『自然の摂理=地球物理』の原則に従い、水も肥料も農薬も散布しないで繁殖する山の木々や自然薯が証明しています。
化学物質で汚染されている圃場を土壌微生物を活性化させることで、有機土壌に改良され、連作障害も解決します。
もし自然回帰への改善や必要性を感じられましたら、お手伝いさせていただきます。私は、作業工程ごとにシステム構築が専門のプラントエンジニアです。そして、自然循環農業の実践農家仲間が目的農地を調査確認し、最善の土壌改良を支援いたします。何なりとお問い合わせください。